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カネナ城

液体の宝石

-カスティージョ・デ・カネナ社-

早摘み エキストラバージン・オリーブ・オイル

オリーブの花何から語ればよいだろう。そう戸惑ってしまうほど、カネナ社のエキストラバージンオリーブオイルはプレミアムなものだ。
まず、このオイルが「早摘み」であること。通常のエキストラバージンオリーブオイルは、黒く熟したオリーブの実を搾る。完熟したオリーブの実は水分と油分を多く含み
ふわりとしたまろやかなテイストのオイルが搾れる。
しかし、カネナ社はあえて、完熟前のまだ青い実を搾る。
これを「早摘みのエキストラバージンオリーブオイル」というが、なぜ完熟前の若い実を搾るのか。
それは、それぞれのオリーブの実が持っている個性を大切にするためだ。

カネナ社のオリーブの樹は”ピクアル種” ”アルベキ-ナ種” ”ロイヤル種”の3種類。
それぞれの実は大きさも違うし、もちろん風味も違う。
ブレンドしない製品作りによってそれぞれの実の味がストレートに楽しめる。

完熟した実から搾るオリーブオイルの風味も味わい深く美味しい。しかし、早摘みの物に比べ少しオイル感が出てきてしまう。完熟の黒い実にくらべて青い実は油分が少ない。
カネナ社は完熟のオイルも搾っているが、同じ容量を搾るためには青い実は9倍ものオリーブの実が必要だ。

ここまで「早摘み」にこだわる理由、それは、一度口にしていただければすぐに理解できるだろう。

カスティージョ・デ・カネナ

3種類の味わいご紹介しよう。
ピクアルのフルーティーで爽やかな香り、優しい味わい。
アルベキ-ナの個性的な香りと印象的な苦味、3000年以上の歴史を持つ豊かな風味のロイヤル。
それぞれの個性を引き出すのは、カネナ社の持つ全ての知識と丁寧な採油・精油のテクニック、そしてオリーブオイルにかける情熱である。
オリーブの品種ごとにオイルを比べると、その味わいの差は歴然。
もちろん使うべき料理も全て違う。

ピクアルはその優しい味わいから白身魚や海老、ホタテなどの魚介類、また仔牛などあっさりした肉に。フロマージュブランや豆腐などとも相性がいい。
一方、アルベキ-ナは一度口にしたら忘れられない個性派。
青バナナのような清々しい香りと味わい、心地良い苦味とほどよい青臭さが、料理にも個性を与えてくれる。
こちらはロケット、アンディーブ、からし菜、トレヴィスなどの苦味野菜との相性が抜群。
サラダはもちろんオーブン焼きの仕上げに用いてもいいだろう。

ほろ苦味のあるさざえ、ほっき貝などの貝類、コクのあるウナギのグリル、クセのあるモツ類などにも適する。
ロイヤルは個性こそは強くないものの、深くまろやかな味わいで、料理に奥行きを与えてくれる。

オリーブオイルは料理に合わせて選んでこそ。
アンダルシアの誇る緑色の宝石は、あなたの料理にいっそうの香りと輝きを与えてくれるに違いない。
オイルカネナ社は、1780年、この地に創業した初代から数えて4代目に事業」は受け継がれている。
社名である「カスティージョ・デ・カネナ」はスペイン、ハエン県に位置するカネナ村にそびえ立つ「カネナ城」に由来する。

古代ローマの植民地であったこの地にアラブ人の手によって建てられたと言われてるこの城は、その後、歴史に番弄される。
要塞として、宮殿として形を変え1931年にスペインの国定記念物となった。
現在カネナ社の手により修復、保護され一般公開されている。

ロサ氏左宝石デザイナー ホアキン・べラオ氏   右  ロサ氏マドリッド生まれ。家業のあるオリーブオイル生産地、アンダルシア地方ハエン県で幼少期を過ごしす。
マドリ-ド・コンプルテンセ大学にて経済学と商業学を学び、卒業後はワーナーミュージック社、ユニバーサルミュージック社、コカコーラ社などの米国系企業で
マーケティングのキャリアを積む。
40才を迎える年、スペイン大手銀行でマネジャーを務める兄とともに、1780年から続く家業を継ぐことを決意。世界トップクラスのブランドをめざし「カスティージョ・デ・カネナ」
ブランドを設立。
伝統を守りつつも革新的な最新技術をとりいれて作り出されている「早摘みオリーブオイル」は、その品質の高さからわずか5年で世界のエリートと呼ばれる
オリーブオイルの仲間入りを果たす。

ボトルラベルのデザインは、その品質を高く評価するスペインの世界的ジュエリーデザイナー、ホアキン・べラオ氏によるもの。
このオイルの透き通るエメラルドカラーを「液体の宝石」と表現した。

早摘みエキストラバージンオリーブオイルは、まだまだ日本では広く使われていないが、この新鮮な美味しさは印象深い。

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